
自分と両親、特に父との関係を考えようと思った最近のできごとがある。
父とあることで口論になった。
口論の詳細な内容は省くが、父の生活に関することが原因だった。
父の生活や人生に口出したくはないけれど、老いは現実。
考えないといけないことはたくさんあるはず.。
だけど父は現実に向かいあっていない。
「私や妹たちに関わってくることだけは、現実に向き合ってちゃんと準備してほしい。
お父さんに何かあった時に、私たちが慌てたり困らないようにしてほしい。」
数年前から父には繰り返し同じ話をしてきた。
口論になったのは、父が1週間の退院から帰って間もなくのことだった。
私は父の入院の手続きから退院まで面倒を見た。
私が忙しく動き回っている間、夫は家事や息子の送迎などを協力してくれた。
父が退院後は食事のケアなどもしていた。
退院した後、
「今回はお父さんも私も大変だったよね。私もできるだけ手伝うから、そろそろ今後について真剣に考えてほしい。」
そう父に伝えた。
でも父から言われたのは
「迷惑はかけないから好きにさせてほしい」
だった。
父が入院して私や妹たちが動いたことをどう思っているんだろう。
私の中でプツンと糸が切れてしまい口論になった。
この口論をきっかけに、父とは会わなくなった。
それでも腹が立って悲しくて、よく眠れない日が続くようになった。
時間がたてば怒りも消えるかもしれないと思っていたが、実際は逆だった。
今回の口論の内容と同時に、昔のことが次々と頭に浮かび上がる。
父は散々勝手なことをしてきた。
父のやってきたことを考えたら、親子の縁が切れてもおかしくなかった。
だけど、いい時もあったし大学まで出してもらった。
そう思って、なんとか(それなりに)いい関係を保とうと私はギリギリの努力をしてきた。
でもやっぱり父は父だ。
私がこんな気持ちでいたことは、ちっとも気づいていないんだろう。
あたかも普通の親子のように、
「年老いたら娘が全部面倒を見てくれる」
なんて勘違いしてほしくない。
父はある時点で、家族より付き合っている女性を選択した。
その事実は消せない。
そのことに責任を取るのは父自身だ。
だけど父を見ていると、そういう都合悪いことは忘れているのだろう。
今まで抑えていたこんな感情がバーっと溢れ出た。
時間が立っても、この感情がどうにもならない。
もう父とも話したくないし、面倒も見たくない。
でも一方で、年老いた父の面倒を見ない自分は冷たいのではないか、と罪悪感もあって苦しい。
私が罪悪感を持たなければいけないのだろうか。
私が悪いのだろうか。